取材メモから
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ミーバソと恋心
インドネシアの国民栄養食「ミーバソ」。面やビーフンに肉団子のバソをトッピングした汁ソバだ。スープと面を分ける店もあれば、そうでない店もある。食べ方は自由。つけ.....
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食事は大盛りで
ジャカルタに住んで早4カ月、拙宅やオフィス近くには豊富なジャンルの店があり、今のところ食事の選択肢には困っていない。しかし、いかんせん一皿のボリュームが少ない.....
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ジャカルタの誕生日
この日は6月22日。仕事を終え、会社が入居するビル前のタムリン通りを出ると、道路が凄い渋滞していた。ビルの警備員に聞くと、「ジャカルタの誕生日だから」。なるほ.....
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市民に寄り添うトラム
1988年10月。チェコスロバキア(当時)の首都、プラハを訪れた。西ベルリンでポンコツBMWを1500㌦で購入。オーストリアからブルガリアを目指していたが、ふ.....
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無駄のない犠牲祭の家畜
17日に迎えたイドゥル・アドハ(犠牲祭)では、共同で牛を贈った。肉を配布する際は、伝統的に竹を編んで作ったかご「Besek」を使用する。しかし、私の住宅地では.....
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良いマナーはリスペクトから?
先月、日本の4人組ロックバンド「RADWIMPS」が2年連続で来イした。開場前から長蛇の列ができ、横断幕を準備するファンもいた=写真。 ライブ中、いくつか.....
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W杯出場記念Tシャツは来年?
中央ジャカルタのサリナデパート2階にサッカーインドネシア代表グッズのショップがある=写真。代表チームのレプリカユニフォームが129万ルピアもすることに驚いた。.....
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田園風景のある暮らし
実家がある東京都東久留米市は田園風景が残るベッドタウンだ。引っ越してきた時は自分がまだ高校生だったので、かれこれ40年を超える付き合いになる。 成人後は北.....
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ゲームの代行サービス?
国内でオンラインゲーム愛好家の輪は広がり続けている。コロナ禍から急増し、以前と比べて公式グッズを手に入れる機会も増えた=写真。 しかし、オンラインゲームが.....
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あの入島税はいずこへ?
そういえば、あの課税は一体どうなったのだろう? 2月14日。世間はバレンタインに浮かれたが、国内では次期指導者を決める運命の大統領選を迎えた。この裏で、バ.....
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見えないものへの意識
思い立って机の引き出しをひっくり返した。叔母からもらった猫の木彫りの置物が、どこにいったのか急に気になったのだ。 何体かもらったはずなのだが、壊れかけの1.....
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有意義な時間
カーフリーデーでウオーキングをしたいという妻のリクエストに応えて、先週からウオーキングを始めた。自宅からスナヤン近くまではタクシーで行き、スナヤンからドゥクア.....
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狭い道では気をつけて
日本大使館の裏手に広がる住宅街のクボン・カチャン地区。雑然とした街並みの中で庶民生活と触れ合い、勤務先は徒歩圏となって便利だが、入りくんだ道路は狭く交通量も少.....
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キャパ没後70周年
ハンガリー生まれの報道写真家、ロバート・キャパ。戦場の現実を「人間」の視点で捉えた彼の作品群は、そこで懸命に生きる人々の苦しみや悲しみを伝えた。それはフォトジ.....
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あらがえない限定品
執着心やこだわりが年々薄れていっているような気がする。しかし、どうにもまだ「限定品」に弱い節があるようで、特にインドネシアの伝統柄などとのコラボになると、たま.....
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香水が語るいい香り
インドネシアは暑い国。暑さから汗だくになるのは日常だ。そのため、多くの人が匂いに気を遣っている。 私たちにとって、制汗剤と香水は必需品だ。香水に関しては少.....
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髪で無料の寄付活動
以前、ローカルブランドが勢揃いするポップアップイベントに訪れた。モールに入る大手ファストファッションブランドとは違った、一皮むけたおしゃれを楽しみたい若者が押.....
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北京ダックが取り持つ仲
偶然とはこうも重なるものだろうか。東京・赤坂にある北京ダックで有名な中国料理店=写真=での事。以前の帰国では在インドネシア日本大使館の田村政美前次席公使に声を.....
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近くにあるのに知らない
会社周辺は食事をするにも、あまりお店がないのでサリナデパートのフードコートで済ませるか、少し歩いて日本食スーパーで買うことが多い。当日はサリナデパートで済ませ.....
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どの瞬間にも思い出の一枚を
ジャカルタ在住者にとってMRTは手頃で馴染みのある移動手段だ。休日には、どこかへ遊びにいく若者たちやカップル、家族がみられる。 この日も、せっかくの休日だ.....
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「関係ないことなど1つもない」
「君の蹴り飛ばした缶は誰かに当たるんだ。少なくとも、誰かに当たる可能性はあるんだ。同じ国の、同じ時代の、まして同じ大学にいる僕らに、君のやったことで関係ないこ.....
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外国人対応に官民の差
日本を訪れる外国人観光客が急増している。コロナ禍の収束という安心感に加え、急速な円安で日本旅行の〝お得感〟が増しているという。実際、一時帰国で降り立った成田国.....
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看板メニューは「モザル」?
モール内に急拡大するレストラン「Zenbu」。2005年の開業以来、店舗数は全国で25店に増加。日本料理を掲げているが、メニューや味は確実にインドネシアナイズ.....
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「便利」は両刃の剣?
コロナ禍以来、生活の便利さが向上したように思う。例えば、すっかり社会に浸透した配車大手ゴジェックだ=写真。 コロナ禍前はこの仕事がずいぶん稼げるとよく聞い.....
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高齢ドライバーの言い分
〝ガチ中華の聖地〟となった東京・池袋。その日は湖南料理をつまみながら写真仲間との情報交換を終え、帰宅しようと西武池袋線に乗り込んだ。 「線路内に車が進入し.....
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ファタヒラ広場の占い師
ジャカルタの旧市街コタ・トゥアにあるファタヒラ広場から南に向かうピントゥ・ブサール・ウタラ通りにはカフェやアクセサリー売りなどが並ぶ。また手相占いも4軒ほどあ.....
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細かな作業に夢中
「今となっては一家に1台、パソコンが必要だ」。これは友人の言葉。コロナ禍以降、働き方に変化があり機械へのニーズが上がっている。 当時大学生だった私も、宿題.....
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何か始めないと
先日、取材に行った際、ピアノの演奏を聞く機会があった=写真。こんな近くでピアノの生演奏を聞くのは、どれくらいぶりだっただろう。とても心が穏やかになった。自分に.....
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神対応に脱帽
搭乗ゲートに向かって行くと、正面にインドネシアの政府専用機が駐機していた=写真。スカルノハッタ国際空港第3ターミナル。成田に向かう早朝便で、空港内はまだ人影も.....
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もう1つのレバラン
来月にはイドゥル・アドハ(犠牲祭)がやってくる。犠牲祭は家畜をと殺し、肉を皆に配る。この時、「貧しい人も肉を楽しめるように配る」というのは犠牲祭の目的の1つだ.....