ゲームの代行サービス?
国内でオンラインゲーム愛好家の輪は広がり続けている。コロナ禍から急増し、以前と比べて公式グッズを手に入れる機会も増えた=写真。
しかし、オンラインゲームがブームになる前から変わらないこともある。例えば、ゲームのアカウントを売る人だ。ゲームを楽しむためにプレーするのではなく、ビジネスのためにある一定のレベルまで上げ、キャラクターを揃えてから売る。
友人は「あるアカウントは100万ルピア以上で売れた」と話した。試しに、私も使わなくなったゲームのアカウントを売ってみようと思った。半値くらいで売れるだろうかと期待したが、まだ売れそうにない。
また、ゲームにはもう1つのビジネス「Joki」がある。自分のゲームを他の人にプレイしてもらうサービスだ。
Jokiには「騎手」という意味のほか、「代行をして、金をもらう人」を指す。普段は、運転免許センターや大学受験会場。少し昔では、日本語能力試験の会場にも現れていた。
なぜ、ゲームにもJokiがいるのだろう? ゲームは自分が楽しむためにあるのでは? 疑問が浮かぶ。このサービスの利用者は「ゲーム内のミッションを見逃したくない。だけど、忙しい人」。暇なゲーマーにとっては意外と稼げるらしい。
アイテム集めなら1万ルピア、アカウントの管理なら20万ルピアという。暇な時に私もやってみようか……。(アウリア・アナンダ)