台詞に気持ち重ねる  「宇宙兄弟」の岡本ナミさん 声優が講習会

 宇宙飛行士を目指す兄弟を描いた大人気漫画のアニメ「宇宙兄弟」に出演する声優・岡本ナミさん(35)による講習会が1日、南ジャカルタの国際交流基金ジャカルタ日本文化センターで開かれた。同センターが主催する講習会では、岡本さんは台本読みへの向き合い方を日本のアニメや漫画に関心を持つ学生らに教え、登場人物に感情移入することの大切さを説いた。(和歌山大・太田雅也=インターン)

 「声を出すのではなくて、感情を台詞に乗せてほしい」。岡本さんが台本を手にした参加者に話す。宇宙兄弟のワンシーン。米国に行く宇宙飛行士の姉を送り出す「北村ケイ」。岡本さんが演じた登場人物だ。「何になりたいとか‥よくわかんないよ」。講習の参加者は進路に悩む妹ケイの台詞を抑揚を付けながら話した。
 約20人の参加者は日本語学科や芸術系大学に通う学生が中心だ。声優を目指しているという参加者の一人イスミ・プラドニャ・サフィヤさんはアニメを見て日本に関心を持ち、中学から独学で日本語を学習。講習会を終え、「あっという間だった。もっといろいろな技術を知ってみたい」と話した。
 今回初めて海外で活動したという岡本さんは「インドネシアでの日本アニメの人気に驚いた。参加者がいないのではないかと心配したが、たくさんの人が参加してくれて良かった」と感想を語った。
 国際交流基金ジャカルタ日本文化センターは、アニメと漫画を通じインドネシアの若者に日本をより身近に感じてもらおうと宇宙兄弟の製作関係者を招待し、講習会のほかに上映会などを企画。同基金担当者の橋本歩さんは「日本のアニメは社会背景などを細かに描いており、インドネシアの若者が日本の価値観や文化を知ることができる」と説明した。

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