レクサス、新LS発表 最高級セダンを改良
レクサス・インドネシア社は9日、中央ジャカルタ・メンテンのショールーム「レクサス・ギャラリー」で会見し、大幅に改良した最高級セダン「LS」を発表した。
フロントに台形をかたどった「スピンドルグリル」のデザインを導入。センサーで各乗員の体温を検知し、車内4区分の温度を自動制御する「クライメイト・コンシェルジュ」など3技術を世界で初導入した。日本では昨年10月から販売されている。製品を企画したレクサス・インターナショナルの渡辺秀樹チーフ・エンジニアが来イし、新LSについて報道陣に説明した。
販売価格は、ジャカルタ・オン・ザ・ロードで、「LS600hL」が29億2千万ルピア(約2645万円)、「LS460L」が23億ルピア(約2083万円)。
レクサス・インドネシアの12年の販売は、11年の462台から、32.4%増加し612台。SUV(スポーツ多目的車)の「RX」が368台と半分以上を占めた。「LS」は22台だった。(田村慎也、写真も)