全国の行楽地などにぎわい 混雑は年明けまで クリスマス休暇最終日
クリスマス休暇の週末から25日にかけ、全国の行楽地は親子連れなどでにぎわいをみせた。マイカー利用者の移動で各地の交通量も増えており、年明けまで混雑状態が続きそうだ。
有給休暇奨励日の24日と土日を合わせ4連休。避暑地として知られる西ジャワ州ボゴールのプンチャックでは24日夕方から渋滞が深刻化した。地元警察が片側交互通行規制を実施し、車両の通過を促した。バンテン州チレゴンのアニェール海岸近くの道路はは、海水浴客らの車で数キロにわたって渋滞した。
首都圏の行楽地も南ジャカルタのラグナン動物園に25日正午までの半日で約4万4千人が入場した。同園はクリスマス・年末年始休暇の期間中に70万人の来場者を見込んでいる。
珊瑚礁など豊かな自然で近年、内外から観光スポットとして注目が高まっている中部ジャワ州ジュパラ県カリムンジャワ島周辺は来年の休暇明けまで多くの人出が続く見通しだ。マルク州など、離島地域でも海上交通が混雑した。
一方、観光客の増加と雨期の降雨に伴う事故に備え、東ジャワ州のブロモ山では25日、国立公園の管理事務所がカルデラに立ち入る人数をこれまでの1日当たり500人から200人に制限した。