「私にとって大切なもの」 日イ児童画展が開幕 日イの240点が展示 国際交流基金で来月11日まで
日本とインドネシアの子どもが描いた絵画作品240点が展示される第17回日本・インドネシア児童画展(共催・国際交流基金、ジャカルタ・ジャパンクラブ=JJC)が20日、南ジャカルタ・スミットマスの国際交流基金ジャカルタ日本文化センター2階で開幕する。来年1月11日まで。
今年のテーマは「私にとって大切なもの(sesuatu yang berharga)」。家族や、大切な物や場所などを題材に、インドネシアの幼稚園・小学校・中学校・養護学校の児童・生徒の作品140点と、JJS(ジャカルタ日本人学校)幼稚部・小学部・中学部の園児・児童・生徒の作品100点が合同展示される。インドネシア側の作品は、首都圏から送られた約500作品の中から選ばれた。
19日には、入賞作品の授賞式が開かれ、インドネシアの幼稚園、小学部低学年、小学部高学年、中学部の児童・生徒の作品16点が表彰された。
JJCの泉惠一広報文化部長は「とてものびのびと色彩豊かな作品がたくさんあった。絵を目だけでなく、心の耳など全身の感覚を使って鑑賞してください」とあいさつ。審査員のベン・ラハディアンさんは「テーマをしっかりと認識し表現できているかに注視した。どの作品も個性豊かで審査するのが難しかった」と語った。
■第17回日本・インドネシア児童画展
期間は12月20日(木)から1月11日(金)の午前9時半―午後6時(土、日は同9時半―午後4時、休館日は12月24―25日、12月29日―1月3日)。(小塩航大、写真も)