旗艦店をオープン ブランドイメージを発信 100均のダイソー

 100円均一ショップ「ダイソー」(大創産業、本社・広島)のブランド店をインドネシアで展開するジャスト・ショップ・ジャヤ社は17日、インドネシア旗艦店を南ジャカルタのショッピングモール「コタ・カサブランカ」地下1階にオープンした。商品約1万点をそろえ、日本発、全商品2万2千ルピア均一といったダイソーのブランドイメージを発信する。(堀田実希、写真も)
 店舗面積は約540平米で、ブロックM店(日本食スーパー・パパイヤ2階)の約5倍。商品はすべて日本から輸入したダイソーの独自商品で、キッチン用品、アクセサリー、ギフト用品、工具、文具などを扱う。順次商品の入れ替えをする。
 ジャスト・ショップ・ジャヤ社は、インドネシア向け商品約8万点を保管する倉庫を設置するなど、新規出店が決定した後すぐに開店できるよう商品管理体制を整えた。今後、首都圏のモールを中心に出店を続ける方針だ。
■認知向上目指す
 パッケージに英語の説明文が併記された商品が多い。消臭スプレーや冷却アイマスクなど一見機能が分かりづらい商品でも、説明を読み、買物かごに入れる人の姿が多く見られた。しかし、ダイソーが均一価格の店だという認知は進んでいない。店舗内外に「価格はすべて2万2千ルピア」と表記していても、店員に値段を尋ねる人が多かった。
 来イした大創産業の西ケ谷晃司東アジア地区運営統括部長は、「『ダイソー』イコール100円ショップのイメージが定着している日本のように、インドネシアでも『ダイソー』から均一ショップの連想ができるよう、知名度を上げていきたい」と旗艦店に期待を込めた。
 大創産業は、現在35カ国に出店中。インドネシアではジャスト・ショップ・ジャヤ社が代理店契約を結び、2004年に北ジャカルタのモール・アルタガディンに1号店を開店させた。現在、ジャカルタ、スラバヤ、バンドンで計6店舗を営業している。

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