骨髄移植へ募金を インドネシア人看護師 フェラさん夫のロビさん

 経済連携協定(EPA)の看護師・介護福祉士受け入れ事業で日本へ渡り、現在は岐阜県岐阜市の岩佐病院で働くフェラ・イラワティさんの夫ヌル・フダン・アクロビ(通称ロビ)さんが、高額な費用を必要とする骨髄移植をしなければならない難病にかかっていることが分かり、病院関係者や知人らが「ロビさんを救う会」を設立し、募金活動を開始した。
 2008年に来日したフェラさんは、11年に国家試験に合格。中部地区で初めてのインドネシア人看護師として日本で働き続けられることになり、夫のロビさんを呼び寄せた。今年2月には娘のハナちゃんが生まれ、夢だった日本での家族生活を送っていた。
 ロビさんは今年に入って「骨髄異形成症候群」にかかっていることが分かった。唯一の治療法は骨髄移植だが、日本の骨髄バンクやインドネシアの親族では移植が可能な人が見つからず。海外の骨髄バンクで移植可能な人が見つかったが、諸経費が500万円ほど必要になるという。
 フェラさんは「夫が元気になり、9カ月の娘のためにも長く生きてほしいと願っています。皆さんの助けが必要となりましたので、よろしくお願いいたします」とのメッセージを寄せている。
 募金の振込先など詳細は「ロビさんを救う会」のウェブサイト(http://robbie.la.coocan.jp/index.html)で。問い合わせはインドネシア人看護師の支援を続けている大谷秀昭さん(メール epaganbaro2011@gmail.com)まで。

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