ウィンドウズ8搭載機種ずらり 国内最大のIT展 JCCであすまで
インドネシア最大規模のIT機器展示即売会「インドコムテック」が中央ジャカルタ・スナヤンのジャカルタ・コンベンションセンター(JCC)で4日まで開催している。会場では、マイクロソフトの新基本ソフト(OS)Windows(ウィンドウズ)8を搭載した新型コンピュータを日本や中国、台湾、米国などの大手メーカーなどがずらり展示。主催者側は5日間の会期中に昨年実績をやや上回る22万人近くが訪れると見込んでいる。(岡坂泰寛、写真も)
今年で20回目となる展示会は、年々規模が拡大。今年は、コンピューターや関連機器を扱う国内外の企業250社が参加する。日本の大手メーカーでは、東芝やソニー、エプソン、キャノンなどが主力商品を来場客に売り込む。
ソニーは、タブレット型端末の形状にして使用することもできるウィンドウズ8搭載の最新ハイブリッド機種「VAIO Duo11」を展示。ブースの前にはタッチスクリーン機能を試そうする来場客で、人だかりができていた。
エプソンは、今年9月に発表した新型インクジェットプリンター「Lシリーズ」の最新機種のほか、高性能プロジェクターやホームシアターなどを展示した。
米アップル社の国内販売代理店もブースを出展。展示会に合わせて商品の入荷数を増やし、期間中は一部商品を割引価格で販売する。
主催のコンピューター産業経営者協会(アプコミンド)は、会期中の取引額目標を昨年実績から微増の6300億ルピア(約52億円)に設定。昨年の来場客数は21万人で、今年の目標は22万人とした。
JCCでは二輪車展示会「ジャカルタ・モーターサイクルショー2012」とゲーム博覧会「ジャカルタゲームショー」も同時開催されている。共通入場チケットは土日が1万5千ルピア。