入居開始でお披露目 スナヤン・スクウェア 新マンション2棟
南ジャカルタのスナヤン・スクウェア内の高級賃貸マンション「アパートメント・プラザ・スナヤンC・D棟」の入居が始まった。鹿島建設の現地関連会社で、同スクウェアの開発と運営を手がけるスナヤン・トリカルヤ・スンパナ(STS)社は11日、入居検討者へのお披露目会を開いた。
C棟は30階、D棟は24階建てで、それぞれに1―3ベッドルームや、2フロアを使うペントハウスがある。月々の家賃は1ベッドで2800ドルから、ペントハウスは1万2千ドル。先月15日に入居が始まった。
お披露目式には、同スクウェア内のオフィスビルに入居する日系、欧米系の企業関係者を中心に約100人が出席。C棟にある各タイプのモデルルームを見学した。STSの大石修一社長は「日系が設計から施工、マネージングまでをする安心感を提供したい」と話している。
同スクウェアはショッピングモールやオフィスビルなどを備える。マンションは1998年に完成したA、B棟に続くもの。ほかに、シンガポールのラッフルズ・ホテルなどを運営するフェアモント・ラッフルズ・ホテル・インターナショナル傘下のフェアモント・ホテルも15年初頭にオープンを予定する。同ホテルのオープンで一連の開発計画は完了する。(道下健弘、写真も)