帰省ラッシュで代替道 事故防止で標識設置へ 補修遅れも
レバラン(断食明け大祭)に首都圏から地方へ帰省する人々でジャワ北岸道(パントゥラ)の大渋滞が予想されており、警察は外環の代替ルートを用意する。
代替道はブカシとカラワンの間から延びるタンジュン・プラ道でチカランとワダスが出口となっている。国家警察交通局のプジ・ハルタント局長は「普段は通らない知らない道であるため、昨年、代替道路では多くの事故が発生している」と話し、道路状況を示す標識を設置する方針を示した。また毎年オートバイ事故も多く発生しているという。同局長は小さい子どもを含む3―4人や多くの荷物をオートバイ1台で運ぶというケースも多く事故につながりやすいと警告した。
また帰省ラッシュに合わせ路面や中央分離帯、橋などの補修が遅れている。ハルタント局長は「タンジュン・プラ道の補修を続けているが穴があるなど完璧でない」と話す。コンパス紙は「遅れた道路補修が帰省者の障害になる」と懸念を示している。
今年の帰省ラッシュのピークは16日とみられている。