30、31日は交通規制 モナス周辺、タムリン ジャカルタ特別州
ジャカルタ特別州政府は28日、中央ジャカルタの独立記念塔(モナス)のある独立記念公園(ムルデカ広場)で30日午後7~10時に行われるイスラム教徒の大規模祈祷集会のため同日午後6時~11時まで南メダン・ムルデカ通りの北側で交通規制を行うと発表した。ハルモニとブンダランHIからガンビル駅に向かう道路でも迂回措置を取る。
州営バス「トランスジャカルタ」のタナアバン−ブロックM線、スネン−ブロックM線の運行を午後6時までとするほか、モナスまで運行していた路線を手前のバス停までの運行とするなどの制限を講じる。
集会の参加者向けには、ガンビル駅、国営企業省、国立図書館、インドサットビルなど近隣9カ所で二輪計3380台、四輪計2140台の駐車場が設けられる。
また、同州政府は29日、年越しイベントが行われる31日午後6時から翌日午前2時まで、スディルマン通り、タムリン通り、ブンドゥンガン・ヒリル通り、南メダン・ムルデカ通りなど31の道路を順次閉鎖し、迂回路を設定すると発表した。
年越しイベントの交通規制への対応として、モナス周辺、ガンビル駅、プラザインドネシアなど33カ所の駐車場で二輪1万9582台、四輪2万1503台を収容する体制を整備するという。
公共交通機関は首都圏コミューター(KCL)、大量高速鉄道(MRT)が1日午前2時まで、軽量高架鉄道(LRT)ジャボデベックは午前1時40分まで運行。トランスジャカルタは主要13路線で24時間2158台を配備する。また、MRT、LRT、トランスジャカルタは大みそかと元日は乗車運賃が1ルピアとなる。(坂田恵愛、写真も)