再エネ発電に参入 四国電力が海外初出資
四国電力(本社・香川県高松市)は19日、再生可能エネルギー発電のヒーロー・グローバル・インベストメント(HGI)に出資参画すると発表した。共同事業を行うべく、株式売買契約を締結した。四国電力にとって海外の再エネ発電事業者への出資は初めて。HGIは2025年1月にインドネシア証券取引所で上場を予定しており、上場後の出資比率では四国電力が25%を担う。
HGIは北スマトラ州に水力発電所2基とリアウ州にバイオガス発電所1基による発電容量計2・2万キロワット(kW)の設備を有し国営電力PLNとの長期売電契約に基づき電力を供給している。
HGIは2030年までに計10万kWの再エネ電源の稼働を目指しており、水力、バイオガスのほか太陽光、バイオマスの新規電源開発も目指している。