11カ月で目標達成 MRTの年間乗客数
大量高速鉄道(MRT)を運営するMRTジャカルタ(MRTJ)は17日、今年の目標乗客数としていた年間3300万人を1―11月までに達成したことを発表した。昨年1ー12月は3349万6540人が利用していた。
MRTJのトゥヒヤット社長は1−11月末までに3700万人が乗車したと明かした。1日平均では11万1000人に達する。目標を上回る乗客数の増加についてトゥヒヤット社長は、利便性なども踏まえ公共交通機関を利用するという人々の意識が高まっていることを挙げた。
MRTの利用者は平日は平均14万人、週末は7万5000人で、サッカー北中米ワールドカップ最終予選インドネシア対日本戦のあった先月15日は1日で17万3000人の利用客数があったという。
また、1―11月までの月間乗客数は250万~350万人で推移しており、今年最も乗客が多かったのは7月の380万人だった。