前年比11%減 1~10月の四輪販売
インドネシア自動車工業会(ガイキンド)は15日、10月の自動車統計を発表した。小売は前月比1・5%増の7万3443台、前年同月比では7・6%減となった。1―10月では前年同期比11・5%減の73万637台だった。
ガイキンドは先月24日、今年の販売台数目標を110万台から85万台に下方修正。22日から12月1日まで行われる自動車展示会「ガイキンド・ジャカルタ・オートウィーク」を、国内販売引き上げの契機としたい構えだ。
10月のメーカー別ではトヨタが前月比2・9%減の2万4820台(シェア33・2%)、ダイハツが同4・9%増の1万3101台(同19・6%)、ホンダが同5・8%増の8048台(同11・4%)、三菱自が同5・0%減の5733台(同8・4%)、スズキが同4・1%増の5330台(同7・7%)だった。中韓勢では、BYDが同45・2%増の2597台(同1・2%)、上汽通用五菱汽車(ウーリン)が同3・2%増の2072台(同2・7%)、現代自が同2・7%減の1451台(同2・6%)などとなった。
同月の輸出台数は前月比1・3%増の4万6703台で、前年同月比では0・5%減。1−10月では前年同期比8・2%減の39万1483台となった。(坂田恵愛)