日本映画祭が大盛況 22日からはバンドンで  国際交流基金

 国際交流基金ジャカルタ日本文化センター主催の「日本映画祭(JFF)」が7日、中央ジャカルタのCGVシネマ・グランドインドネシアで開幕した。
 国際交流基金ジャカルタ日本文化センターの高橋裕一所長はあいさつで、今年がジャカルタ事務所開所50周年であることを紹介し、今年も6都市で日本映画の多様性をインドネシアの日本映画ファンに楽しんでもらえることの喜びと感謝を伝えた。
 正木靖駐インドネシア日本大使は自然美、歴史、伝統文化を通じて、日本人の豊かな心や時代の息吹を語りがける日本映画の素晴らしさをスクリーンを通して感じてほしいと語った。
 インドネシア映画倫理委員会のトゥリ・ウィディヤストゥティ・スティヤニンシー会長は国際交流基金が設立以降、インドネシア映画界にも関わり、インドネシア有数の映画監督とも協働してきたことに謝意を述べた。
 当日、会場500席は日本映画ファンで満席となり、JJFオープニング作品となった山田洋次監督の90作目で、吉永小百合主演の「こんにちは、母さん」が上映された。
 笑い声やすすり泣く声が聞こえるなど、観客は作品に引き込まれていた。 
 ジャカルタでは14作品で1作品ごとに2回の上映を予定。上映前に半分以上が完売し、反響の高い3作品「AKIRA」、「ゴジラ -1・0」、「カラオケ行こ!」は1回ずつ追加上映されることとなった。
 JJFはジャカルタ(7~10日)を皮切りに、バンドン(22~24日)、マカッサル(12月13~15日)、ジョクジャカルタ(12月14、15日)、パレンバン(12月20~22日)、スラバヤ(12月21、22日)の6都市で14作品を上映する。
 また、当日はJJFが実施されない地域でも日本映画や映像を見ることができる映像配信ウェブサイト「JFF Theater(https://en.jff.jpf.go.jp/)」も紹介された。

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