新型スクーピーを発表 ホンダ、デザインなど一新

 ホンダの二輪製造・販売現法アストラ・ホンダ・モーター(AHM)は5日、西ジャワ州ブカシ県チカランの自社試験場で新型スクーター「スクーピー」の販売開始を発表した。
 2010年の販売開始から累計850万台を売り上げた人気スクーターは、今回で第6世代となる。
 ホンダ・R&D・サウスイースト・アジアの加藤貴朗副所長によると、当初タイ国内向けに開発生産されたスクーピーは、インドネシアの生産の約20%を占めるほどの主力モデルになったという。
 新型スクーピーはキーレスエントリー、最新技術を使った超小型ヘッドランプ、個性を主張する円形のシグネチャーランプなどを装備。また、デジタルパネルのデザインを一新したほか、配線パイプを覆うハンドルカバーを設けることでよりプレミアム感を出した。カラーアクセサリーも付属としている。1㍑あたり59㌔の走行が可能。
 3グレードを揃えており、価格は2252万~2333万ルピア(約21万8000~約22万6000円)。(坂田恵愛、写真も)

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