ソロに帰郷 ジョコウィ前大統領
ジョコウィ前大統領夫妻は20日午後2時過ぎ、プラボウォ大統領とともにイスタナ(大統領宮殿)を出発。国営軍事品製造会社ピンダッドによる防弾仕様の乗用車「MV3ガルーダ・リムジン」で東ジャカルタのハリム空軍基地まで向かい、特別機で故郷の中部ジャワ州ソロに戻った。
ジョコウィ氏は一市民として余生を過ごす意向を示している。国から提供される家が中部ジャワ州カランアニャル県で建設を進められている。また毎月3020万ルピア(約30万円)の年金を受け取る。
ジョコウィ氏は、プラボウォ氏に「すべてを任せる。この大国をけん引する力が神から与えられることを祈る」とメッセージを送り、国民には、「団結と繁栄に、協力して国を築いてください」と語った。(坂田恵愛)