地域住民を支援 バティック制作通じ ダルマ・ プルサダ大
日本に留学した経験があるインドネシア人が設立したダルマ・プルサダ大学(UNSADA)の社会貢献チームはこのほど、西ジャワ州ブカシ県ムアラ・グンボン郡のパンタイ・バハギア村で、中小零細企業のグループ「KEBAYA」向けにバティック制作の研修を行った。
「KEBAYA」は、産業振興の一環として、地域沿岸に生息するマングローブを原料とする天然素材の染料を使用してバティックを生産しており、今回、筆で色を挿す「色挿し」の技法を修得してもらうことで、商品の付加価値を上げるのが狙い。
教育・文化・研究・技術省高等教育総局やインドネシア・バティック財団もこの取り組みに協力している。(ユリアニ・トゥリ・アストゥティ)