待遇改善求める 二輪車運転手がデモ
携帯電話のアプリを通じオンラインで予約するバイクタクシー(オジェック)の運転手ら約1000人が29日、待遇改善を求めジャカルタ中心部などでデモを行った。地元メディアが報じた。
デモを呼び掛けたインドネシア・ガルダ・オンライン・オジェック運転手協会のイグン・ウィチャクソノ会長によると、顧客向けの割引分が運転手の収入から差し引かれており、その率は20~30%に上るという。同会長はまた、オジェック運転手の法的地位が確立されておらず、会社側から一方的な条件変更などを課されることがあるとして、政府に対して法令の整備を求めた。
これに対し、オンライン配車大手グラブ・インドネシアの広報担当は、運賃は運輸省の法令に基づいているほか、顧客の割引分を運転手の収入から差し引いているという事実はないとしている。