現代クリスの美を披露

 21日から25日まで、東ジャカルタ・ジャティネガラにあるベンヤミン・スエブ博物館でクリス(短剣)展が開催され、現代のクリス職人による様々なカマルディカン・クリスの美しさを紹介した。
 クリスとは、インドネシア各地で古くから伝わる短剣で、武器としてだけでなく、霊的な力を持つとも言われており、2005年にユネスコの無形文化遺産に登録された。その中でも、カマルディカン・クリスとは、インドネシア独立後に作られたもので、デザインはより多様で近代的なものとなっている。
 この展覧会は、特にクリスに焦点を当てたインドネシア文化の振興に積極的に取り組む非営利団体「文化愛好コミュニティー(KCB)」が主催した。
 主催団体のトニ・ジュヌスさんによると、イベントは1989年にジャカルタのブンタラ・ブダヤで初開催されてから今回で15回目という。(ユリアニ・トゥリ・アストゥティ、写真も)

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