来年3月完工へ バタンの港湾
国営港湾運営プラブハン・インドネシア(ペリンド)はこのほど、中部ジャワ州バタン県のバタン工業団地(KITB)で建設を進めている港湾について、2025年3月完工を目指すと明らかにした。6500~7000トンの貨物の取り扱いを可能にすることで利便性を高め、工業団地への投資を促進する狙い。地元メディアが報じた。
同社によると、建設工事は今年6月に開始し、建設初期段階に全長150メートルの埠頭を備える予定。
同工業団地は国内企業7社、中国や米国、台湾などの外国企業11社が入居契約を結んでいる。ガスや靴類、プラスチック製品といった品目を扱う企業が集まる状況を受け、輸送力の向上を図る。
ぺリンドの担当者は「製品輸送のスピードアップは、投資家にとって魅力的になる」と述べた。