スタートアップ募集 NTTがコンテスト 11月にジャカルタで
NTTは、同社グループとの協業に関心のあるスタートアップを東南アジア中から募り、11月14日に南ジャカルタのスハナホールでピッチコンテストを開く。入賞企業には報奨金のほか、NTTグループのIT資源などを用いた実証実験を支援。コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)からの出資も検討する。
11月のピッチコンテスト「NTTスタートアップチャレンジ・ファイナルデー」には、すでに300社超が応募した。9月の応募締め切りまでに約500社の参加を見込んでいるという。参加企業の中から審査を通過した10社がファイナルデーでプレゼンテーションを行う。同コンテストはNTTがこのほど始めた海外スタートアップとの協業推進プログラム「NTTスタートアップチェレンジ」の一環。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ・グローバルといったNTT傘下7社ほか、インドネシアのGDPベンチャーやシンガポールのKKファンドなどのベンチャーキャピタル、早稲田大学の入山章栄教授も参画する。専用サイト(https://www.ntt‐startupchallenge.com/)で応募できる。
東南アジアではNTT傘下のNTTコミュニケーションズが2017年から20年までスタートアップ協業推進プログラムを実施しており、累計3300社が参加していた。経済発展が著しい東南アジアの社会課題解決を目指すスタートアップとの連携で新規事業の創出につなげる。