FIFA会長にW杯訴え プラボウォ次期大統領 パリ五輪開会式に参加
27日(西部インドネシア時間)に行われたパリ五輪の開会式に合わせ、訪仏したプラボウォ・スビアント次期大統領(国防相)は24日、パリ市内のエリゼ宮でマクロン大統領と会談した。
この中でプラボウォ氏は、8月11日まで開催されるパリ五輪の開催国フランスに祝意を示した。
24日に訪仏したプラボウォ氏は25日、インドネシア商工会議所(KADIN)諮問委員会のアニンディヤ・バクリ会長を伴い、フランス商工会議所に加盟する企業トップと会談。この中で「集中的な対話と協力を通じて相互利益を生み出せる」と述べた。エリック・トーヒル国営企業相も出席した。
27日には国際オリンピック連盟(IOC)のトーマス・バッハ会長と会談。続いて国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長と会った。
プラボウォ氏はFIFA会長との会談で、インドネシアにおけるサッカー関連のインフラ整備のほか、若手選手の育成に向けた取り組みで、FIFAによる支援の重要性を強調した。
また、同行したエリック氏によると、プラボウォ氏は「私たちは将来、五輪を含む国際レベルのスポーツイベントを開催できる可能性がある」と悲嘆となるW杯本大会開催の実現を訴えた。
パリ五輪に参加したインドネシア選手団は29人。開会式でプラボウォ氏はセーヌ川沿いのVIP席で仁王立ちとなり、入場する自国選手団に声援を送った。(アウリア・アナンダ)