マングローブ植林事業を開始 福岡の会社と契約 ヤマハ発動機
ヤマハ発動機はこのほど、南スラウェシ州でマングローブの植林プロジェクトを開始すると発表した。植林事業を手がけるワイエルフォレスト(本社・福岡市博多区)と業務委託契約を締結した。
ヤマハ発動機はワイエル社への資金提供を通じて、3年間にわたり植林の業務を委託する。今後、215㌶(約37万本相当)に植林し、維持整備も担う。生物多様性やカーボンニュートラルへの貢献、海洋汚染防止を目的とする。
同社は独自のマングローブ植林手法である「シルボフィッシャリー」を用いた植林事業を展開。マングローブの森づくりと水産養殖再生の両方を追求している。持続可能な森林経営の実現と、自然共生型の水産養殖による地元民の生計向上に寄与することができるとしている。