改良メダカ展開催 海外初はインドネシアで IMMP

 南ジャカルタ・テベットのカフェ「コウジ・ゲンキ・プロジェクト」で13~14日、品種改良を重ねた改良メダカの展示会が開催された。改良メダカの飼育は日本で2004年ごろからブームとなり、海外で開催されるメダカ展はインドネシアが初めてという。
 展示会を開催したのは東大阪市を拠点とする「IMMP Japan」。日本各地からメダカ専門店の8店が改良メダカ30品種を出展。2日間で100人を超える人が見物に訪れた。
 IMMP代表の金山亜矢氏は、祖父母が元残留日本兵による「福祉友の会」のヘル・サントソ衛藤前会長と親交があり、「海外初の展示会を開くなら、インドネシアのジャカルタで」と考えていたという。金山氏は、「インドネシアでもメダカが老若男女に愛される存在になってほしい」と思いを語った。
 会場ではメダカすくいも行われた。初体験した近所に住むアワン氏(31)は、みごと数匹をすくい上げ、「こんなに綺麗でユニークな魚は初めて見た。これから飼育するのが楽しみ」と笑顔で話した。
 IMMPはインドネシアでの開催成功を踏まえ、今後もタイやフィリピンなど海外で展示会を開催していきたいという。
 日本における改良メダカの売買価格は、数百円から数百万円まで幅広く、一般社団法人ペットフード協会の調査(2023年)よると、メダカをペットとして飼育する人は金魚を抜き、犬、猫に次ぐ第3位となった。(山本佑、写真も)

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