姿勢、勤勉さを学んで Jトラストとインターンシップ契約 ダルマ・プルサダ大
東ジャカルタのダルマ・プルサダ大学は4日、Jトラスト・コンサルティング・インドネシア(JCI)とインターンシップ契約の覚書(MoU)を締結した。
JCIで実施されるインターンシップは今年9月から2025年2月までの6カ月間で、対象は日本語検定3級(N3)以上を取得した3年生と4年生。
インターンシップ契約の締結について、同大学のアグス・サリム・ダスキ学長は「次世代教育への貢献に感謝する。日系企業の職場で学生たちが仕事に取り組む姿勢、勤勉さを学べるよう望む」と述べた。
JCIではコンサルタント業務のほか、銀行・金融業務書類の日本語への翻訳や通訳を手掛けている。同社の西内功輔取締役は「インターンシップから優秀で若い才能を見つけたい。最初の1カ月は金融の専門用語を学習してもらう。優秀な学生は採用も検討したい」という。
同大学のヒデキ・アマンク事務局長は「大学で日本語を学べても、日本人の仕事に取り組む姿勢は学べない。言葉だけではなく仕事を通して日本の文化を学んでほしい」と語った。(坂田恵愛、写真も)