EV電池セル工場を開所 現代など建設 東南アジア初
韓国のヒュンダイ(現代)自動車グループは3日、韓国LG化学のグループ会社LGエナジーソリューションなどと合弁事業で建設してきた、東南アジア初の電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池セル工場を西ジャワ州カラワン県に開所した。
式典でジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、インドネシアが世界的なEV生産の担い手として成長することへの期待を示した。地元メディアが報じた。
カラワン・ニュー・インダストリー・シティー(KNIC)に立地する工場は、年間10㌐㍗時(GWh)のセル生産能力を備える。自動車生産台数ベースでは15万台にあたる。すでに第2期工事を進めており、2025年に新ラインが稼働して年間生産能力は2倍の20GWhに伸長する予定。