物流4社と提携 通販ショッピー 満足度向上で利用促進
通販大手のショッピーはこのほど、物流4社と協力に向けた覚書を締結した。宅配便の配達時刻が、顧客の予約時間を超えた場合、顧客に1万ルピア分の割引券を発行する企画を進める。5社は連携して顧客満足度を向上させることで、利用を促進する狙い。地元メディアが報じた。
ショッピーと覚書を結んだ物流会社はアンテラジャ、JNE、ポス・インドネシア、シ・チェパットの4社。
ショッピーによると、東南アジアの電子商取引(EC)に関する民間の調査結果よると、回答者の8割が荷物が予定通りに到着する通販サイトでより頻繁に買い物をする傾向がある。その中でも到着予定時刻を示す場合、より効果的という。
ショッピーと物流4社は配達時間厳守の姿勢を示すことで、利用者や市場での信頼感を高め、競合他社との差別化を図る考えとみられる。