KPK、政治に毅然とせず コンパス世論調査 権力による汚職隠蔽も
汚職撲滅委員会(KPK)の社会的貢献を聞く世論調査を地元有力紙コンパスが実施し、10日、結果を発表した。回答者の58・6%がKPKに「満足」と評価したが、21・4%が政治権力に「毅然としていない」と不満を訴えた。
コンパス紙が行った電話による世論調査は、5月20〜22日の間に実施し、全国の516人から回答を得た。
これによると、2割を超える人が汚職撲滅へのKPKの対応が手ぬるいとしたが、その原因として30・6%が「第3当事者による介入」を挙げた。
また、9・9%の回答者が「汚職事件の政治化」を問題視。政治権力の介入が汚職を隠蔽する負の連鎖を批判的に見る意見もあった。(アウリア・アナンダ)