西部の走行道路完成 運輸省 IKNで自動走行車両
運輸省は3日、東カリマンタン州で建設中の新首都「ヌサンタラ(群島=IKN)」で導入する、中国の次世代自動走行車両(ART)で、西部の走行道路が完成したと発表した。試験運用は計画通り8月を予定する。
今回完成した道路は、政府中核エリアの西側「スンブ・クバンサアン・バラット通り」。6車線のうち、1車線をバスとART専用で使用する。ARTの走行道路は東部でも建設が進んでいる。
ARTは仮想レール上を走る次世代自動走行車両で、磁気やセンサーを使用し運行。商業化や一般公開の時期はまだ未定という。
IKN開発で政府は、歩行者や自転車、環境に優しい街づくりを目指している。(青山桃花)