持続可能の国際認証取得 紙おむつ原料など製造 日本触媒

 日本触媒はこのほど、現地法人ニッポン・ショクバイ・インドネシアが、バイオマス由来原料を用いた紙おむつ材料「高吸水性樹脂」などの製造・販売を開始したと発表した。バンテン州チレゴン市の工場で生産するアクリル酸、アクリル酸エステルを含めた全製品について、国際持続可能性カーボン認証「ISCCプラス」を取得した。グローバルレベルの供給体制整備につなげる。
 アクリル酸やアクリル酸エステルは、塗料や粘着剤などの原料として幅広い用途がある。これらの原料は従来通りハラル(イスラム教義に沿った)認証を取得している。
 気候変動問題への関心の高まりに伴い、バイオマス製品の需要は増加している。同認証はドイツに拠点を置く国際認証組織「ISCC」が展開しており、バイオマスやリサイクルなど持続可能な原料・製品を対象とする。日本触媒グループはバイオマス由来のハラル認証製品を取り扱うことで、インドネシアを含む東南アジアだけでなく、世界的な需要に対応していく。

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