越企業との連携強調 海洋水産省 水産養殖フォーラムで
海洋水産省などはこのほど、水産養殖業の振興を目的としたビジネスフォーラムを南ジャカルタで開いた。サクティ・ワヒュ・トレンゴノ海洋水産相らが出席し、投資拡大の余地をアピール。ロブスターの養殖に向け、ベトナムの企業と交渉が進展していることを明らかにした。地元メディアが報じた。
両国はデジタル化を通じた農業・水産養殖の技術革新や、競争力向上のための研究開発といった分野で連携を協議している。インドネシアでのロブスター養殖への投資に興味を持つベトナム企業5社はすでに国内の企業と合弁契約を締結。種子の供給やいけすなどの設備面で連携し、インドネシア国内での生産増・輸出振興を目指す考えをフォーラム内では発表された。
フォーラムは「食糧安全保障と経済成長」をテーマに、情報通信技術(ICT)の活用や販路拡大について意見交換された。