MTJ現地法人設立 ハラル和牛販売へ 日本の食文化を世界へ
日本食に関するコンテンツ開発を展開するMTJ(本社・東京都港区)は16日、インドネシアに和牛の輸出や販売などを手がける現法「PT.MTJ WAGYU INDONESIA」を設立したと発表した。
同社はインドネシアに向けて輸出する日本産のハラル(イスラム教義に沿う)和牛を販売するほか、和牛専門店の運営などを行う。また、食に関するイベントの企画や日本産の食品や飲料の海外輸出のコーディネート、企業の海外進出などのコンサルティングも展開していく方針という。
MTJの海外拠点はインドネシアがタイ法人に続く2カ国目で、同社の山重柾人代表取締役は「和牛を中心とした日本の食を発信する」と強調した。
現法のエフリン・ナダ・アンジャニ代表も「日本の食文化をインドネシアの人々に味わってもらう機会を増やしたい」と意気込む。