東ティモールに参入へ 国営通信テレコム 15年で5000万ドル投資
国営通信会社テレコミュニカシ・インドネシア(テレコム)社は、東ティモールで通信インフラ整備事業に参入し、今後15年間で5千万ドル(約39億円)を投資する。世界標準となっている携帯電話の無線通信方式GSMや大容量通信ができるブロードバンド接続サービスを展開。2017年までに同国内で40万人の利用者獲得を目指す。地元紙が報じた。
子会社テレコムニカシ・インドネシア・インターナショナル(TII)社のシャリフ・シャリアル・アフマッド社長が10日、明らかにした。
衛星ネットワークには接続せず、地上マイクロ波通信システムと光ファイバー回線でのサービスを展開する予定。同社子会社である携帯電話オペレーター最大手のテレコムセル社が東ヌサトゥンガラ州ベル県に設置している通信基地を利用する。