5カ月連続で据え置き 中央銀行

 インドネシア中央銀行は20日、政策金利の指標となる「BIレート」を6・00%で据え置いたと発表した。
 政策金利据え置きは5カ月連続で、通貨ルピアが弱含む懸念が膨らむ環境下、国内外の情勢を注視していく。
 国内金融取引で一般的となる翌日物の預金基準金利は5・25%、国内の金融機関が中央銀行から資金を調達する場合に基準となる貸出金の基準金利は、6・75%でそれぞれ維持する。
 据え置きは大方の予想通りで、市場の受け止めは冷静。米連邦準備理事会(FRB)の年後半の金融政策に注目が集まる中、新興市場への影響を見守る方針とみられる。

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