イスラム小学校に校舎を 東ジャワ州パチタン県 草の根無償資金協力
在スラバヤ日本総領事館で13日、日本政府による「草の根・人間の安全保障無償資金協力」に基づき、東ジャワ州パチタン県における「イスラム小学校校舎建設計画」に関する贈与契約式が行われた。
署名は地元の非政府組織(NGO)「インドネシア開発促進協会」のシウィ代表と竹山健一駐スラバヤ日本総領事の間で交わした。
在校児童が約300人という同県アルジョサリ郡ジャティマラン村の「ジャティマラン・GUPPI・イスラム小学校」では、児童数が増えて教室が不足。近隣の空き家や礼拝所を間借りして授業を続けてきた。
このため、今回の無償資金協力で新たに4教室とトイレを備えた校舎1棟を建設。学習机など不足する教室備品も整備し、教室不足の解消に加えて衛生環境の改善を図り、同地域における教育環境の底上げに寄与する。供与限度額は11億872万4400ルピア。