人生2度目の投票、疑問に思う
5年に1回行われる選挙。私にとっては2回目の投票となった。今年は前の選挙より、政治展開の話も目にとまるようになった。
5年前の投票所はとなりの住宅地だったが、今回は家のすぐ近くだった=写真。指定された時間通りに到着したが、順番を待つ有権者が多く、投票まで思った以上に時間がかかった。
家族で選ぶ候補者が違うだけで、大げんかに繋がったなど、投票を前に色んな話が出てくるようになった。しかし、前回の大統領選では候補者がジョコウィ大統領とプラボウォ氏のみで、支持理由が二分化。今回の大統領選より過熱していたように思う。
一方、選挙後はまた別の話題が出ている。議会選の立候補者が選挙に負け、お金が底をつき、精神障害を患う例が多く見られる。
これに対応するため、州政府がセラピーといった心理的援助を提供するというニュースを見かけた。
選挙が終わると精神障害者が増え、政府が彼らを支援する。これはインドネシアだけで起きるのか、それとも他の国も同じなのだろうか。今更ながら、疑問に浮かんだ。(アウリア・アナンダ)