EVと同様の減税検討 HV優遇措置 アイルランガ氏
アイルランガ・ハルタルト経済調整相は19日、政府が検討しているハイブリッド車(HV)への優遇措置は、電気自動車(EV)と同様に付加価値税(VAT)の減税となる見通しで、関係省庁による協議に入ることを明らかにした。地元メディアが報じた。
アイルランガ氏によると、国産化率40%を超えるEVは税率が通常の11%から1%に減免されるが、HVについても今後は同様の優遇措置が取られるという。
産業省のタウフィク・バワジル金属機械・輸送・電子産業総局長も同日、「HVの優遇措置は脱炭素にも貢献する喜ばしいことだ」と前向きな姿勢を示した。
一方、インドネシアEV協会会長を務めるムルドコ大統領首席補佐官は20日、「化石燃料を使うHVに優遇措置は不要だ」と述べ、政府内の見解も割れているようだ。(坂田恵愛)