和食を介して友好深化を 日本産水産物を広く紹介 在スラバヤ日本総領事館

 在スラバヤ日本総領事館はこのほど、日本産水産物を地元の飲食業者に紹介するイベントを総領事公邸で開催した。日本の食文化への理解を広めて友好関係の深化を図り、同時にインドネシアにおける日本産水産物の販路拡大が期待される。
 イベントは、インドネシアで近年、経済成長や健康ブームなどを背景に和食への関心が高まっていることに対応するもの。日本旅行のリピーターが増える中、本物志向の和食需要も広がっている。
 イベントには、スラバヤ、マラン両市の和食のほか中華やフレンチ・イタリアンのレストランオーナーや料理長を招待。ホテルやケータリング業者関係者も加わり、日本産水産物の輸入・流通事業に関わる日系業者も参加して、インドネシアの近海では水揚げできない刺身やすしなどを紹介した=写真(中央は竹山健一総領事、同領事館提供)。
 また、和食文化には欠かせない日本酒を紹介するため、日本人の「酒ソムリエ」が和食と日本酒のペアリングを解説。さらに中部ジャワ州のディエン高原で「わさび」の生産を手がける日系食品会社も協力し、「生わさび」を楽しむ機会もつくった。
 参加者からは「日本の食文化に興味を持った」「もっと日本産食材を使ってみたい」「新たなメニューに加えたい」といった声が聞かれ、食文化を介した両国関係の発展に結びつくことが期待されそうだ。

日イ関係 の最新記事

関連記事

本日の紙面

JJC

人気連載

天皇皇后両陛下インドネシアご訪問NEW

ぶらり  インドネシアNEW

有料版PDFNEW

「探訪」

トップ インタビュー

モナスにそよぐ風

今日は心の日曜日

インドネシア人記者の目

HALO-HALOフィリピン

別刷り特集

忘れ得ぬ人々

スナン・スナン

お知らせ

JJC理事会

修郎先生の事件簿

これで納得税務相談

不思議インドネシア

おすすめ観光情報

為替経済Weekly