JR東から四方機車 方針転換の理由説明 KCI

 国鉄(KAI)子会社のクレタ・コミューター・インドネシア(KCI)は4日、新造車両3編成をJR東日本ではなく、中国中車集団(CRRC)傘下の青島四方機車車両(四方機車)から輸入する方針に転換した5つの理由を説明した。地元メディアが伝えた。
 これによると、KCIは当初、JR東日本傘下の総合車両製作所のほか、中国の四方機車、韓国企業の「ウージン」、「タウォンシス」の4社と導入に向けて協議した。
 この結果、①適切な技術的仕様②出荷スケジュール要件③価格競争力④世界28​​カ国との提携実績がある四方機車の評判と実績⑤運用上の知識移転に同意——という5つの優位性が四方機車にあったとしたとした上で、グッド・ガバナンスに従い判断したという。
 KCIは北京で1月31日、四方機車と新造車両3編成と関連施設の調達に関する協力契約を締結。KCIのアン・プルバ副社長によると、車両3編成の購入費は7830億ルピアになる。(アウリア・アナンダ)

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