アルコール飲料の税収増 23年財務省まとめ
財務省の21日までのまとめによると、2023年のアルコール飲料の物品税が前年より増加した。国家予算想定の93・4%にあたる約8兆1千億ルピアで、経済活動が活発になる情勢下の販売が堅調に推移したとみられる。地元メディアが報じた。
アルコール飲料の物品税に関しては1月から、国産品、輸入品の各カテゴリー分けによって9・4~28・8%の範囲で引き上げられており、24年も一定の税収が見込めるとされている。
一方、23年のタバコの物品税収入は前年比2・4%減の213兆4800億ルピアと、23年予算目標の91・8%にとどまった。
財務省は23年10月までの生産量が前年同期と比べて1・8%減少している点について、機械巻きタバコ(SKM)や機械式白たばこ(SPM)などの生産が抑制されたことなどを要因としている。