スラバヤよさこい10周年 高知市長 「地元文化と融合」
「スラバヤよさこい」が今年で10周年を迎えた。8日、東ジャワ州スラバヤ市の「タマン・スルヤ」(スラバヤ市庁舎前広場)で「第10回スラバヤよさこい祭り」が開催され、多くの来場客でにぎわった。
スラバヤよさこい祭りは高知市とスラバヤ市の姉妹都市交流行事として2003年に始まった。今年は姉妹都市提携15周年にあたり、高知市からは岡崎誠也市長ら公式訪問団が参加した。
今年は東ジャワ州各地のほか、ジョクジャカルタからの2チームなど、計37チームが出場。参加者は小学生から社会人まで年齢層が幅広く、10周年を迎えた「よさこい」が地域で親しまれていることをうかがわせた。
今年は高知市幹部が審査員を務め、各チームは例年以上に気合いの入った踊りで、会場を埋めた観客を沸かせた。
岡崎誠也高知市長は「スラバヤ市には地元の素晴らしい文化と踊りがあるが、それがよさこいと見事に融合し、共立していることに感動した」と語った。
今年も参加者のレベルが高く、審査員は審査に頭を悩ませた。総合優勝に輝いたのは、鮮やかな衣装に身を包み、統一感のある踊りを披露した「カラフル・サイ」。自動車部品メーカー矢崎総業の現地法人従業員によるチームで、2回目の出場で栄冠に輝いた。
在スラバヤ日本総領事館、スラバヤ市、高知市が共催した。