出稼ぎ労働者25万人超 送金額、年160兆ルピアに イダ労相
イダ・ファウジヤ労相は20日、インドネシア人の出稼ぎ労働者が今年、11月時点で25万7460人となり、送金額は年間約160兆ルピアに達すると明らかにした。地元メディアが報じた。
出稼ぎ労働者は2021年に7万2624人。新型コロナ収束へ向かった22年は20万761人となり、増加を続けている。イダ労相は「出稼ぎ労働者は国内経済において大きな貢献をしている」と話した。
一方で、出稼ぎ労働を志望する人の54%が中卒以下で、介護職や家政婦に従事する女性が61%。また、正規手続きを踏まずに移住する労働者が多く、11月時点で寄せられた苦情の8割を占めており、課題が残る。