特別首脳会議終え帰国 日ASEAN友好協力50周年 ジョコウィ大統領
ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は19日未明、東京で開かれた日ASEAN友好協力50周年特別首脳会議を終え、東ジャカルタのハリム空軍基地に帰国した。一連の会議では岸田文雄首相とジョコウィ大統領が共同議長を務めた。
16日の日イ首脳会談では、日本が大型巡視船1隻を供与することで合意。エネルギー移行や脱炭素化の協力を強化するほか、大量高速鉄道(MRT)東西線などのインフラ整備支援を進める方針を確認した。
また、インドネシアから日本への輸出品目で、きはだまぐろ、かつお缶などの関税撤廃を盛り込んだ経済連携協定(EPA)改正で大筋合意した。 (青山桃花)