世界の国を作品で表現 作品展を開催 JJS幼稚部
ジャカルタ日本人学校(JJS、バンテン州南タンゲラン)幼稚部は25日、作品展を開催した。今年の作品展では「ワールドツアー」のテーマに各クラスで行きたい国・地域を選び、作りたいものを話し合いながら、それぞれの国の歴史的建造物や動物などを個人作品、共同作品として表現した。JJS幼稚部の鈴木和彦園長によると、作品は約1カ月をかけて園児たちが一生懸命に作ったという。
作品はホールで展示され、年長のらいおん組がメキシコ、きりん組が韓国、ぞう組がエジプト、年中のうさぎ組が豪州、りす組が北極、くま組がイギリスを担当。年少のコアラ組は飛行機と貨物コンテナけん引車を制作した。
ピラミッド、ホッキョクグマなどの大型展示物や、ハングル文字による書道、メキシカンハットなどの個人作品など、園児たちの力作に保護者たちは目を細めた。
当日は各クラスで制作時の写真や、授業で描いた絵も展示した。アトリウムでは年長がバジャイ(三輪タクシー)の絵を、年中は各自で色付けしてつくった地球儀を展示した。
野見山りこさん(きりん組)の父親、野見山陸さんは「想像していたよりすごい」と感嘆。松下芽生さん(らいおん組)の父親、松下和樹さんも「1年で作品もこんなに変わるのか」と自身の子どもの成長に喜びの声を上げた。(坂田恵愛、写真も)