日イ友好深化の祭典、きょう開幕 フィナーレは盆踊り! JJM
日本とインドネシアの友好を深める祭典「第13回ジャカルタ日本祭り」(JJM、主催・インドネシア日本友好財団、協力・ジャカルタ特別州政府、在インドネシア日本大使館など)が今日、幕を開ける。中央ジャカルタのジャカルタ国際展示場(JIエキスポ)の広場で〝日本の夏祭り〟を再現。4年ぶりとなる屋外開催で、最終日となる19日はJJMの伝統「盆踊り」でフィナーレを飾る。
初日の午前10時から開会式が実施され、インドネシア側からはヘル・ブディ・ハルトノ州知事代行のほかルトノ・マルスディ外相やサンディアガ・ウノ観光・創造経済相が出席予定。金杉憲治駐インドネシア日本大使が開幕宣言を担当する。
一方、メーンステージで18、19日の両日に午後6時から始まる両国アーティストのライブパフォーマンス。初日の司会はJJM初の試みとなる架空アイドル、JKT48のバーチャルサブユニット「JKT48V」が担当する。また、2日目はJKT48の元メンバーであるアヤナ・シャハブさんとジェローム・ポリンさんが進行役を務める。
アヤナさんは前回開催のJJMに続き2回目の抜てき。ジェロームさんは早稲田大学に留学経験があり、登録者数1030万人を誇るユーチューブチャンネル「日本語・マンタップ」を運営する。
会場にはメーンステージとミニステージの2つを設置。コスプレイヤーのランウェイやプロアマ問わないアーティストたちが日ごろの活動成果を発揮し、来場者を沸かせる。
また、縁日や日イ企業によるブース出展のほか、4つのゾーン分けを行う。広場中心に組まれた「やぐらエリア」は、みこし巡行や和太鼓パフォーマンスの場に。「お祭りエリア」には大縄跳び大会やみこし担ぎ体験などのコーナーが用意される。「ウキウキ・アングレックルーム」ではジャワガムランやバティック制作などインドネシア体験を、「ワクワク・さくらルーム」では茶の湯WSや段ボールエイサー太鼓作りなど日本文化を体験できる。(青山桃花)