【ジャカルタ日本祭り特集】 両国の友情、次の半世紀へ 日イ国交樹立65周年 18、19日は第13回ジャカルタ日本祭り
日本とインドネシアの友好を深める祭典「第13回ジャカルタ日本祭り」(JJM、主催・インドネシア日本友好財団、協力・ジャカルタ特別州政府、在インドネシア日本大使館など)が18、19の両日、中央ジャカルタのジャカルタ国際展示場(JIエキスポ)の広場で開かれる。半世紀以上の月日を重ね築き上げた両国の友情。次の半世紀へバトンを繋げる。
「Indonesia & Japan Always Together(インドネシアと日本はいつも一緒)」。どんな時も力を合わせ、一緒に乗り越えようとの想いを込め2016年からJJMのメインテーマとなった。
日イ国交樹立65周年、日本・東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力50周年を祝うスペシャルイヤーとなる今年も継続使用する。
また、屋外開催を4年ぶりに実現。会場中心にはやぐらが組まれ、夜空には提灯の明かりを灯す。屋外だからこその熱気や夏の宵から「日本の夏祭り」を体現。さらに、コロナ禍の影響が残る昨年と比較し、人の往来が緩和した今年は、日本から人気アニメの主題歌などを担当する歌手やEXILE TRIBEなどから5組、インドネシアから4組のプロアーティストが出演し会場のボルテージを上げる。
一方、在留邦人やインドネシア人グループによるステージ発表、コスプレイベントも実施。日本の祭りを体感できる縁日ゾーンのほか、書道やバティック、子ども相撲や大縄跳び大会など日イ文化体験ルームも設けられる。
会場の瞬間最大収容人数は2万5000人。昨年は中央ジャカルタのモール、fXスディルマンでの屋内開催となり、来場者数は3日間で過去最多の延べ9万人に達した。(青山桃花)