成約額253億㌦達成 国別順位で日本は9位 トレードエキスポ閉幕
バンテン州タンゲラン市の展示場で開催された輸出展示会「トレードエキスポ」(主催・貿易省)が22日、閉幕した。ズルキフリ・ハサン貿易相は閉幕式で、成約額は「昨年の約2倍に相当する253億㌦に達した」と明らかにした。
ズルキフリ氏は「1日あたり平均41億7000万㌦の取り引きがあり、覚書締結ベースでは183億1000万㌦、中国からは保健教育部門の投資で28億1000万㌦などを受けた」と述べた。
展示会には国内から1232企業が出展し、114カ国から3万3000人が来場した。
取引額を国別でみると、トップはマレーシアで62億8000万㌦。これにインド62億2000万㌦、中国55億8000万㌦、ベトナム8億1128万㌦、オランダ6億9628万㌦、エジプト5億6172万㌦フィリピン5億2600万㌦などが続いた。日本は3億3089万㌦で9位だった。
取引額が多かった品目は、家電、加工食品、石炭、化学製品、工業製品、農作物、紙、コーヒー、茶、海産物などだった。
同展示会はオンラインで12月18日まで継続する。(坂田恵愛)