バイオガス調査で覚書締結 エネルガシンド・ヘクサ・カルヤ 森内インドネシアと

 東京ガスが33%出資する地場ガス配給会社「エネルガシンド・ヘクサ・カルヤ」は4日、森内織物の現法「森内インドネシア」とバイオガス実現可能性調査に関する覚書を締結した。
調査では、埋め立てごみ処理地や農村廃棄物、工場排水や家畜の排泄物から発生するメタンガスを利用してバイオガスを生成し、森内インドネシアがボイラー燃料として圧縮天然ガス(CNG)に代替するエネルギーとして供給する実現性を検討する。調査は同日から始まり、供給時期は2025年以降を目指す。
 森内インドネシアでは、これまでボイラーのディーゼル燃料を二酸化炭素(CO2)係数が低いCNGへ燃料転換するなどして低炭素化に取り組んでおり、今後バイオガスの導入実現を通してCO2排出量を削減し温暖化対策に積極的に取り組むという。(坂田恵愛)

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